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■ 初辰まいり |
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住吉大社独特のお祭「初辰まいり」。 「初辰まいり」は、毎月最初の辰の日に、住吉大社境内にある種貸社、楠くん社、浅沢社、大歳社の四社をそれぞれお参りする慣わしです。4年を一区切りとして48回参拝すれば満願成就となり、”四十八辰”つまり始終発達するといわれています。 |
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【正式な参拝ルート】 1.種貸社 → 2.楠くん社 → (3.浅沢社) → 4.大歳社 |
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初辰まいり当日、まず物事の元を司る種貸社で「稲種」をいただき願いを込めます。次に、物事の発達を司る楠くん社で「稲穂」と換え、最後に願いの収穫を司る大歳社で「神米」を頂いてください。 |
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◆種貸社[資金調達・子宝安産] 祭神は、倉稲魂神 (うがのみたまのかみ) 。 昔は、稲種を授かって豊作を祈るという信仰がありました。 種貸社で「種銭」というお祓いをした硬貨を授かり、これを商売などの元手に加えて商売すれば増殖繁栄するといわれています。また、稲には繁殖させる穀霊が宿っているといわれ、子授けの神としても信仰を集めています。 |
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◆楠くん社[商売発達・家内安全] お稲荷さんが祀られています。 社の奥には、樹齢千年を超える楠(くすのき)の大樹があり、江戸時代、人々は楠の神秘的な霊力に祈りを捧げていました。その後、根元に設けられていた社にお稲荷さんを祀るようになったといわれています。 楠くん社は、昔からお参りの際に招き猫の土人形を受けると福が授かるとして、「招福猫」の神社としても有名です。 楠くん社では、偶数月には右手を上げて商売繁盛を招いてくれるといわれる「招福猫」を、奇数月は左手を上げて家内安全を招いてくれるといわれる「招福猫」を授けてくださいます。この「招福猫」を毎月集め、48体揃うと満願成就となり、大きな招福猫と交換してもらいます。 |
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◆浅沢社[芸能美容・女性守護] 女神として、また芸能・美容の神として有名な市杵島姫神 (いちきしまひめのかみ) が祀られている浅沢社。 住吉大社に参拝される女性は必ず訪れる慣わしがあり、カキツバタの名所としても有名です。 |
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◆大歳社[集金満足・心願成就] 稲の収穫の守護神、大歳神 (おおとしのかみ) が祀られている大歳社。大阪の商人の間では、集金の守護神として、また家の安全、幸福の守護神としても信仰を集めています。 大歳社でご祈祷をされた方には、毎月、初辰まいりのお守りとして、小石に大の字が書かれたものが授与されます。 |
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