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■ 聖霊院の猫の門 |
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聖徳太子を祀る「聖霊院」。 |
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この聖霊院には、上欄に虎の彫り物がある「寅の門」と、猫の彫り物がある「猫の門」の2つの門があります。「寅の門」の虎は、悪いものが入ってこないように番をしており、「猫の門」の猫は聖霊院にある経堂のお経がネズミにかじられないように見張り番をしています。 |
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四天王寺は大坂の陣で焼失しましたが、徳川幕府によって再建されました。再建された「猫の門」の猫は、名匠・左甚五郎の作であったと伝えられており、日光東照宮の「眠り猫」と一対となって、大晦日と元旦に鳴きあったといわれています。 |
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また夜になって人がいなくなると、度々ミナミへ遊びに出かけ、「四天王寺の猫がミナミで遊び回っている」という噂が広まっていきました。困ったお寺は、「猫の門」の猫に金網をかけて抜け出さないようにしました。そのため第二次世界大戦の空襲の時逃げ出せず、焼け死んだと言い伝えられています。 |
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現在の猫はまじめに見張り番をしているのでしょう。金網は設けられていません。 |
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【 スポット名 】 |
聖霊院の猫の門 |
【 場所 】 |
四天王寺 |
【 住所 】 |
大阪市天王寺区四天王寺1-11-18 |
【 アクセス 】 |
大阪市営地下鉄谷町線 「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩約5分 |
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