中世の鳥居 |
高さ6.17メートル、花崗岩製の明神型鳥居。 神社明細図には、「筑後国有坂城主新田大炊介建立」と記されていますが、建築年代は不明。その形式から南北朝から室町時代のものではないかといわれています。 福岡県指定文化財。 |
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太鼓橋、心字池 |
漢字の”心”の字を象った池に架かる御神橋(太鼓橋、平橋、太鼓橋の三橋)。手前から過去・現在・未来を現わし、三世一念の仏教思想を伝えたものであるとされています。参拝の際は、この橋を渡ることで心身ともに清められるといわれています。 |
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楼門 |
慶長年間(1596年〜1615年)に石田三成が再興した楼門は明治時代の火災で焼失。現在の楼門は1914年(大正3)に再建されたものです。重層入母屋造り、檜皮葺きの二重門。全体が朱塗りで、左右は廻廊につながっています。 |
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本殿 |
度重なる火災により、現在の本殿は1591年(天正19)に筑前藩主小早川隆景によって再建されたもの。五間社流造り、檜皮葺きで、正面に唐破風状の向拝が付く豪壮華麗な桃山建築の建物です。拝殿・幣殿を別棟として設けず、本殿中央、錦の帳奥の内々陣に道真公の御霊代が奉安されています。 国の重要文化財。 |
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絵馬堂 |
1813年(文化10)に博多中島町の奥村源之丞(玉蘭)によって発願、建立された九州に残る最大・最古の絵馬堂です。堂には、全国から寄進された絵馬が掛けられています。 |
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飛梅 |
梅花を愛した祭神の道真公は、都を去る前、自邸に植えられた梅との別れを惜しみ「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」と詠んで発たれました。本殿に向かって右側にある梅の木は、都を去った道真公を慕ってはるばる京から一夜にして飛んできたとの伝承を持つ大宰府天満宮のご神木です。 |
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志賀社 |
太宰府天満宮の末社で、心字池の畔に建つ檜皮葺きの社。海の神、綿津見三神が祀られています。 社は1458年(長禄2)再建と伝えられ、正面に千鳥破風と一間の向唐破風造りの向拝が付く一間社入母屋造り。禅宗様・大仏様・和様の組み合わせで、工芸的にも価値が高い建物です。国の重要文化財。 |
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延寿王院 |
安楽寺天満宮留守別当大鳥居家の宿坊だったところ。幕末には、尊皇攘夷派の三条実美ら朝廷を追われた5人の公卿が滞在していたことから、見舞いに西郷隆盛や高杉晋作ら勤皇の志士たちが訪れています。 現在は宮司邸です。 |
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梅の種納所 |
梅花をこよなく愛した道真公。 太宰府天満宮では、梅の種の中には神様がいるといわれ、種を捨てずに納められています。 |
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