白鷺池 |
無学祖元と北条時宗が寺の建立地を探していた時、鶴岡八幡宮の神霊が白鷺に化身して導き、この池に舞い降りたという伝説から名付けられた池です。 |
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山門 |
高さ約20m、木造2層のどっしりとした重厚な構えの楼門。1783年(天明3)に再建されたもので、伏見上皇勅筆の「圓覚興聖禅寺」の額がかかっています。 |
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仏殿 |
1964年(昭和39)に再建された唐様禅宗様式の建物。 仏殿内には、本尊の宝冠如来坐像をはじめ、梵天像、帝釈天像など、鎌倉時代の貴重な仏像が安置されています。また天井には、前田青邨監修、守屋多々志指毫による、巨大な『白龍の図』が描かれています。 |
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舎利殿 |
1285年(弘安8)に北条貞時が創建した舎利殿は焼失してしまい、現在の建物は室町時代に太平寺の仏殿を移築したものと伝えられています。 単層入母屋造、裳階付き、柿葺きの建物で、日本に現存する最古の唐様建築の代表作として国宝に指定されています。 舎利殿は非公開ですが、正月の三が日と11月の宝物風入期間中に外観のみ公開されます。 |
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選仏場 |
選仏場は、僧侶が座禅を組み、悟りを開いて仏になるための道場。建物は、1699年(元禄12)に建てられたもので、南北朝時代に彫られた運慶派の作と伝わる薬師如来像が安置されています。 また選仏場の近くには、在家信者のための座禅道場である「居士林」もあります。 |
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洪鐘 |
1301年(正安3)に9代執権北条貞時が鋳造させたもので、高さ259.4cm、口径142cmの鎌倉一の大きさを誇る洪鐘。常楽寺、建長寺の鐘とともに鎌倉三名鐘の一つで、国宝に指定されています。 |
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佛日庵 |
1284年(弘安7)に没した8代執権北条時宗の廟所として建てられた塔頭。堂内には、時宗、貞時、高時3代の木造が安置されています。また境内の茶室・烟足軒(えんそくけん)は、川端康成の小説『千羽鶴』の舞台になったところです。 4月と10月の4日は、時宗の亡くなった4月4日にちなんで茶会が開かれます。 |
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