■ 松嶺院(円覚寺) |
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1919年(大正8)3月31日から4月21日まで松嶺院に籠もって『或る女』の後編を執筆した有島武郎。 2階建てだった建物の2階の2間を使ったといい、当時の様子が日記にも記されています。 |
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場所:神奈川県鎌倉市山ノ内409 |
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円覚寺【お寺紹介】 |
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■ 仏日庵(円覚寺) |
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没年まで鎌倉に住んだ川端康成の代表作のひとつ『千羽鶴』は、円覚寺仏日庵にある茶室「烟足軒(えんそくけん)」が舞台になっています。 普段この茶室は公開されていませんが、4月と10月のお茶会の時に公開されます。 また仏日庵は、大佛次郎の『帰郷』にも登場します。 |
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場所:神奈川県鎌倉市山ノ内409 |
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円覚寺【お寺紹介】 |
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■ 帰源院(円覚寺) |
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夏目漱石(当時28歳)は1894年(明治27)12月、ノイローゼ気味になり、その年の12月下旬から翌年の1月7日まで帰源院に滞在、参禅。その時の体験を『門』に描いています。題名の『門』とは、この寺の山門のことです。 またそれ以前の1893年(明治26)、8月と10月のあわせて2ヶ月ほど島崎藤村(当時22歳)が滞在しています。 女学校の教師時代の藤村は、教え子との実らぬ恋に苦悩し、職を辞し、失意の日々を過ごした藤村。その後発表した自伝的小説『春』の中に、その時の体験が描かれています。 |
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場所:神奈川県鎌倉市山ノ内409 |
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円覚寺【お寺紹介】 |
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■ 東慶寺 |
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東慶寺には、田村俊子記念碑・四賀光子歌碑・佐々木信綱歌碑・太田水穂歌碑・中村汀女句碑などの数多くの記念碑や歌碑があります。 また東慶寺は鎌倉で最も多くの文化人が眠るお寺としても知られ、岩波茂雄、小林秀雄、川田順、野上弥生子、和辻哲郎、西田幾多郎、田村俊子らの墓地があります。 |
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場所:神奈川県鎌倉市山ノ内1367 |
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東慶寺【お寺紹介】 |
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■ 招寿軒(建長寺) |
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1919年(大正8)から4年間、慶長寺の宝珠院に滞在し、代表作になった『おせい』を執筆した葛西善導。 その葛西に三度の食事を運んだのが、慶長寺境内に今もある茶店「招寿軒」の娘ハナでした。そしてそのハナが『おせい』の主人公になった娘さんでもあります。 |
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場所:神奈川県鎌倉市山ノ内8 |
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建長寺【お寺紹介】 |
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■ 寿福寺 |
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1200年(正治2)、北条政子が僧・栄西を迎えて、夫・源頼朝の菩提を弔うために創建した寿福寺。鎌倉五山の第三位に列せられた寺院で、禅寺としては鎌倉最古のお寺です。 参道から裏山に回ると、北条政子、源実朝の墓と伝わるやぐらなどとともに、俳人・高浜虚子、作家・大佛次郎らの墓があります。 ※寿福寺は、総門から山門までの参道は自由ですが、堂宇は非公開です。 |
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場所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-17-7 |
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寿福寺【お寺紹介】 |
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■ 旧大佛次郎邸・大佛茶廊(喫茶店) |
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『鞍馬天狗』の代表作で知られる大佛次郎は、鎌倉文士のリーダー格として活躍した人物。 生まれは横浜ですが、大正10年に鎌倉に転居し、昭和4年に雪ノ下に新居を建て生涯の住まいとしました。現在「大佛次郎邸」は、春・秋の年2回、一般公開されています。 また大佛次郎が多くの文士を招いてもてなしした別邸もあります。 大正8年築の茅葺き、数寄屋造りの建物で、週末のみ茶亭として開放されています。 |
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場所:[大佛茶廊] 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-11-22 |
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■ 妙長寺 |
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『高野聖』などで知られる作家・泉鏡花は、1891年(明治24)のひと夏を妙長寺で過ごしています。 その時のことが小説『みだれ髪』(後に『星あかり』と改題)の中で描かれています。 |
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場所:神奈川県鎌倉市大町2-7-41 |
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■ 吉屋信子記念館 |
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『徳川の夫人たち』『地の果てまで』『鬼火』などの作品で知られ、女流歴史作家の草分け的存在となった吉野信子が、晩年の10年余りを過ごした邸宅。 邸宅の内部は生前のままに保存され、現在は記念館として公開されています。 |
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場所:神奈川県鎌倉市長谷1-3-6 |
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■ 鎌倉文学館 |
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加賀百万石の藩主旧前田公爵家の別邸を改築し、1985年(昭和60)に開館した文学館。 鎌倉に居住した文人、鎌倉を訪れかかわりをもつ作品を残した文人など、鎌倉ゆかりの文学者は300人を越えるといわれています。鎌倉文学館では、その鎌倉にゆかりの深い作家、大佛次郎や川端康成、芥川龍之介などの直筆原稿や愛用品、手紙などが展示されています。 また建物自体も、三島由紀夫の小説『春の雪』で別邸のモデルとして描かれています。 |
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場所:神奈川県鎌倉市長谷1-5-3 |
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■ 長谷寺 |
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境内には、鎌倉文士のひとりである久米正雄の胸像があります。 久米氏は、別荘として借りていた長谷の家で関東大震災に遭遇し、長谷寺の高台に避難。そのときの様子を『鎌倉震災日記』に書いています。 また長谷寺には、俳人・高浜虚子の句碑や、評論家・高山樗牛の住居跡もあります。 |
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場所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2 |
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長谷寺【お寺紹介】 |
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■ 自転車を使わない鎌倉観光コース |
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