山門 |
現在の山門は、1847年(弘化4)に再建されたもので、2階建てで間口が五間もある、関東屈指の規模を誇る門。2階部分には、江戸時代後期に作られた釈迦三尊、四天王、十六羅漢が祀られています。 また山門に掲げられた「天照山」の扁額は、1436年(永享8)に後花園天皇から賜った宸筆のものと伝えられています。 |
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開山堂 |
当寺開山・良忠上人(記主禅師)の尊像や、当寺歴代法主(住職)が祀られています。平成14年に、老朽のため再建されました。 |
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大殿(本堂) |
1698年(元禄11)に建立された大殿は、十四間四面の大建築で、現存する木造の古建築では鎌倉一の大堂。本尊・阿弥陀三尊を安置する、当山の中心の御堂です。かつては開山上人像を安置して祖師堂と称されていました。 |
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三尊五祖石庭 |
本堂右手に浄土宗の教えの流れを表している、枯山水の庭園があります。白砂は三界流転の相、植え込みは五山に見立て、その上に三尊五祖を表す8個の石が配されています。 ※三尊とは、阿弥陀如来とその脇士たる観音・勢至 菩薩。五祖とは、釈尊・善導・法然・鎮西・記主の ことです。 |
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記主庭園 |
本堂に向かって左側に、小堀遠州の流れを汲む庭師の作と伝わる浄土式庭園があります。この蓮池には、弥生時代の遺跡から発見された蓮の種から復活させた大賀蓮が植えられてあり、夏には美しい古代蓮の花が咲きます。 |
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繁栄稲荷大明神 |
当寺開山・良忠上人が佐介ヶ谷に住んでいた頃、上人は子狐を助けました。すると夢に親狐が現れ、お礼とともに薬種袋を残していきました。鎌倉に悪病が流行したとき、上人はこの時の夢のお告げに従い、薬種を蒔くと3日内に成長し、この薬草を服すると病魔はたちまち退散したといわれています。後に稲荷大明神として当寺に勧請し、現在は病魔退散、家業繁栄として信仰を集めています。 |
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