中門・御廊 (重要文化財) |
中門は本殿の直前にある楼門。高さが10mあり、中門正面の唐破風は明治時代に取り付けられたものです。また中門から左右に約13m、鳥が翼を広げたように延びたのが御廊です。現在、本殿の祭典では神職の座る場所ですが、昔は興福寺の僧侶がお経をあげる場所でした。 |
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本殿(国宝) |
檜皮葺きの中門と回廊に囲まれて、一間社春日造の華やかな本殿が4棟立ち並んでいます。それぞれに武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神が祀られています。 現在の本殿は1868年(文久3)の第52回造替で建てられたもので、その後の造替は大修理にとどめられています。 |
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御神木 「七種の寄生木」 |
風宮神社の傍らにあり、風神の威力によっていろんな種を運び、カゴノキを母樹として、ツバキ、ナンテン、ニワトコ、フジ、カエデ、サクラが着生。そのことから「七種の寄生木」と名づけられたといわれるご神木です。 物の繁昌、宿るということから、古来より子授けの霊験あらたかと信仰を集め、こよりを枝に結び、願いが叶えば解くとよいといわれています。 |
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祓戸神社 |
1006年(寛弘3)にはお祀りされていたと伝えられる古社。 祭神の瀬織津姫神は、自らが犯した罪はもとより、知らず知らずに犯してしまった罪も心から悔い改めて祈れば、罪穢をお祓いくださる神さまで、毎年3月13日に行われる春日大社の例祭「春日祭」の祓戸の儀はこの御所前で行われます。 |
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額塚 |
この石には様々な説があります。 太古の昔、神様の憑代として祀られた「磐座」である。または赤童子(春日若宮祭神)がこのところより現れたといわれる「出現石」である。さらには772年(宝亀3)の雷火で落下した社額が砕け落ちてこの場所に大きな穴が開いたため、その穴に額を埋納し、さらに穴を塞ぐために大きな石をかぶせた時の一辺が地表に現れた「額塚」であるといわれています。 |
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水谷神社 |
素盞鳴命、大巳貴命、奇稲田姫を祭神とする水谷神社。平安時代から幕末までは祇園精舎の守護神で医薬の神として尊崇され、「牛頭天王」とされていました。古くから霊験あらたかな神様として名高く、病気平癒や子授け祈願に多くの方が訪れています。 |
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夫婦大国社 |
出雲から大国主命と須勢理比売命の夫婦を招いて祀った日本で唯一の社。縁結び、夫婦円満、商売繁盛の神として信仰を集めています。 后神の須勢理姫命はその手に「杓子」を持たれていることから、古くから絵馬の代わりに杓子に願いごとを書いて奉納する慣わしがありましたが、最近はハート型の絵馬に願いごとを書くのが人気のようです。 |
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若宮神社 |
本社第3殿の天児屋根命の子・天押雲根命をまつることから「若宮」と呼ばれる、春日大社の摂社。 本殿は本社と同じ一間社春日造。学問芸能、健康長寿、五穀豊穣の神として信仰を集めています。 |
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若宮大楠 |
もとは3本の苗木が成長にともなって合着したものといわれており、神功皇后お手植えとも伝えられている楠。1717年(享保4)の大雪で幹上部が折損し、そのため低い樹形になったとされています。 |
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