仁王門 |
平安時代、一条天皇の御代に初めて建立された長谷寺の総門。 現在の門は1885年(明治18)に再建されたもので、入母屋造本瓦葺。両脇に仁王像、楼上に十六羅漢が安置されています。 また門に掲げられている「長谷寺」の大額は、後陽成天皇の御宸筆によるものです。 |
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本堂(国宝) |
小初瀬山中腹に建つ本堂は、1650年(慶安3)に徳川三代将軍家光公の寄進で再建されたもの。入母屋造の正堂と礼堂からなる双堂(ならびどう)形式で、前面に懸造りの舞台がつく独特の大建造物です。 本堂の外舞台に立つと、五重塔や仁王門、塔頭などが建つ境内や、周囲の山並みが一望できます。 |
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五重塔 |
1954年(昭和29)、戦後日本で初めて建てられた五重塔。 純和様式の整った形の塔です。 |
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登廊(重文) |
全長108間(約196m)、仁王門から本堂までの斜面に続く399段の石段を屋根で覆ったもの。 1039年(長歴3)に春日大社の社司・中臣信清が、観音さまの霊験によってご子息の病気が回復したことのお礼に寄進されました。下・中登廊は1889年(明治22)に再建されましたが、最上部は当時のままです。 |
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本長谷寺 |
天武天皇の御悩平癒のため、686年(朱鳥元)に道明上人がここに精舎を建立し、千佛多宝塔銅盤(国宝)を鋳造して祀りました。 これが長谷寺の草創となり、ここは「本長谷寺(もとはせでら)」と呼ばれています。 銅盤は、現在宗宝蔵に安置されています。 |
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大黒堂 |
創建は室町時代。現在の建物は、本堂と同じ1650年(慶安3)に再建されたものです。 中央に大黒天が安置され、向かって左側に鬼子母神、右側に愛染明王、弁財天が祀られています。 |
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能満院 |
本堂から少し離れたところにある能満院という塔頭には、「日限地蔵」と呼ばれるお地蔵さんが祀られています。日を限ってお祈りすれば願いごとを叶えてくれるといわれるお地蔵さんで、多くの人々の信仰を集めています。 |
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