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「竹の寺」で有名な報国寺は、1334年(建武元)に足利尊氏の祖父・家時が天岸慧広を開山として創建したと伝えられる臨済宗のお寺です。 |
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境内には、本尊の釈迦如来像を安置する仏殿をはじめ、迦葉(かしょう)堂、鐘楼、庫裡などが建ち並んでいます。 |
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報国寺にまつわる話として、『難太平記』に足利家時が切腹した話が記されています。足利家の祖先である源義家が、「我が七代の孫に、吾れ生まれ替わりて天下を取るべし」という置文を残しましたが、義家から7代後に当たる家時は天下を取ることが実行できなかったため、「我が命を縮め、3代の中にも天下をとらしめ給え」と祈願して切腹したとされています。またこの地は永享の乱(1439年)で、第4代鎌倉公方の足利持氏の嫡男・足利義久が10歳で自刃した悲劇の地としても有名です。そのいわれから報国寺の裏山には、足利家時、義久の墓と伝えられるやぐらがあります。 |
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さらに本堂の西側には、この寺の別名「竹の寺」の由来となる竹の庭があります。1000本を越えるみごとな孟宗竹があり、奥には茶席が設けられているので、森閑とした美しい竹林を眺めながら抹茶をいただくこともできます。 |
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【 住所 】 |
神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4 |
【 電話番号 】 |
0467-22-0762 |
【 拝観時間 】 |
9:00〜16:00 |
【 拝観料 】 |
境内無料 ※竹の庭 200円 |
【 アクセス 】 |
JR横須賀線「鎌倉駅」(東口)、または江ノ島電鉄「鎌倉駅」からバスで「浄明寺」下車、徒歩約3分 |
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■ 鎌倉のお寺 |
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