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744年(天平16)、行基によって創建されたと伝わる真言宗のお寺。本尊に、病気退散を祈る仏・薬師如来が祀られていますが、これは腰越が宿場として賑わい始めたころ、町に蔓延した病を追い払うために祀られたものと思われます。 |
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また満福寺といえば、源義経ゆかりのお寺としても有名です。1185年(文治元)、壇ノ浦の戦いで平家討伐を果たした源義経は平家の総帥、平宗盛・清盛父子を捕虜として意気揚々と鎌倉へと凱旋。しかし、兄である頼朝に鎌倉入りを拒まれ、満福寺で逗留することとなりました。 |
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寺には、謀反の気持ちのないことを綴った有名な書状「腰掛状」の下書きといわれるものや、弁慶が書状の下書きを書く時に用いた硯の池、弁慶腰掛石、弁慶のものとされる椀・錫杖など、義経一行ゆかりのものが残っています。また鎌倉彫の技法を取り入れた「義経と静」の別れの場面を描いた32面の襖絵などもあります。 |
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4月の第3土曜日には、寺を中心にして義経祭が盛大に行われ、本堂前に設けられた桟敷では、静御前の舞踊が演じられます。 |
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■ 境内案内 【 満福寺 】 |
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【 住所 】 |
神奈川県鎌倉市腰越2-4-8 |
【 電話番号 】 |
0467-31-3612 |
【 拝観時間 】 |
9:00〜17:00 |
【 拝観料 】 |
境内無料 ※本堂 200円 |
【 アクセス 】 |
江ノ島電鉄「腰越駅」から徒歩約3分 |
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■ 鎌倉のお寺 |
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