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本堂(重文) |
1752年(宝暦2)再建。東西14間、南北10間の単層四柱造、土壁を使わない総板壁の珍しい建物です。 本尊は、1249年(慶長元)に造られた京都・清凉寺の釈迦如来像の模刻像(重文)。その他、文殊菩薩騎獅像や四侍者像(重文)、善財童子像、弥勒菩薩坐像が安置されています。 |
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東塔跡 |
創建当初は東西両塔が建っていましたが、どちらも平安時代に焼失。後に東塔だけが再建されましたが、この塔も1502年(文亀2)に焼失してしまいました。 それ以来再建されることなく、現在境内には発掘調査によって確認された東塔の基盤が残っています。 |
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愛染堂 |
1762年(宝暦12)に京都御所の近衛家政所御殿を移した寝殿造りの堂。 内部は3つに区切られており、中央は本尊・愛染明王坐像を安置する「愛染堂」、南側は当寺代々の霊牌をまつる「御霊屋」、北側は客殿になっています。 本尊の愛染明王坐像は秘仏で、1月中旬から2月上旬、10月下旬から11月中旬にかけての期間のみ開扉されます。 |
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四王堂 |
創建期の由緒を伝える唯一の堂ですが、堂自体は何度も焼失し、現在の堂は1674年(延宝2)に再建されたものです。 本尊は、1289年(正応2)に亀山上皇の院宣によって京都から移安された、高さ6.38mある十一面観音立像。その本尊を四天王立像(いずれも重文)が囲んで安置されています。まさしく称徳天皇が発願した金銅四天王像がこれです(像は邪鬼だけ創建当初のもので、天部は後世再鋳されています)。 |
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