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『日本書紀』によると、神功皇后が三韓遠征の帰途、武庫の水門で急に船が動かなくなったため、ご神意を占ったところ、稚日女尊が「我は活田長狹(いくたながお)国に居らうと思ふ」と告げられました。そこで皇后は海上五十狭茅(うみかみのいさち)に命じて活田(現在の生田)の地に祀ったのが生田神社の起源といわれています。 |
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最初は新幹線新神戸駅の裏側、布引の砂山に祀られていましたが、水害によって現在の地に遷座されました。ちなみに生田神社が砂山に祀られていた頃は山にたくさんの松の木が繁っていましたが、水害が起こった際、松の木は何の役に立たなかったことから、生田の神さまは松の木が嫌いになられたといわれています。そのため生田神社の境内には1本の松もなく、お正月も門松の代わりに「杉盛」が飾られています。 |
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旱魃や疫病などの災害時には、朝廷からの使いがあり、祈願がなされたという由緒ある神社。806年(大同元)には、朝廷から神戸(かむべ)44戸も賜りました。神戸とは、神社に祖・庸・調を納め、神社関係の比較的軽い労役に従う民家のことで、この神戸が「神戸」の地名の発祥になったといわれています。 |
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生田神社は、阪神大震災で拝殿が全壊するなど大きな被害を受けましたが、市民の寄付もあって再建されました。 |
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■ 境内案内 【 生田神社 】 |
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【 住所 】 |
兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1 |
【 電話番号 】 |
078-321-3851(代) |
【 拝観時間 】 |
7:00〜日没 |
【 拝観料 】 |
無料 |
【 アクセス 】 |
JR「三ノ宮駅」 神戸市営地下鉄西神・山手線「三宮駅」 阪急電車「三宮駅」 阪神電車「三宮駅」 神戸市営地下鉄海岸線「三宮・花時計駅」 |
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■ 神戸の神社 |
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