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奈良時代の『摂津風土記』によると、神功皇后が朝鮮出兵を前に神前松原(今の神崎川)で神様をお集めになって占ったところ、能勢の美奴売山(今の三草山)の神様からのお告げがあり、美奴売山の杉の木で舟を造って出兵したところ大勝利を収めることができました。朝鮮出兵からの帰途、この地で船が動かなくなったため再び皇后が占ったところ、「神の御心なり」とのお告げがあり、この地に美奴売山の神様を祀り、船も献上したとのことです。この記述から、敏馬神社は201年ごろに創建されたと考えられています。 |
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平安時代に編纂された『延喜式神名帳』にもその名が記載されており、格式が高く、市内最古の神社として、古くから信仰を集めてきた敏馬神社。現在の祭神は、素盞鳴尊を、天照皇大神、熊野坐神です。 |
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敏馬の地は、大和時代から奈良時代中頃まで(5〜8世紀)「敏馬の泊」と呼ばれた港でした。当時の航海は命がけであったことから、特別の思いを抱いた港であったと考えられ、日本最初の和歌集『万葉集』にも”敏馬”を詠んだ和歌が数首載るほど古くから知られた有名な地です。境内には、万葉歌人・柿本人麻呂の歌碑などもあります。 |
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■ 境内案内 【 敏馬神社 】 |
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【 住所 】 |
兵庫県神戸市灘区岩屋中町4-1-8 |
【 電話番号 】 |
078-861-2091 |
【 拝観時間 】 |
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【 拝観料 】 |
無料 |
【 アクセス 】 |
阪神本線「岩屋駅」下車すぐ JR神戸線「灘駅」 |
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■ 神戸の神社 |
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