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日本最初の大黒天出現霊場として知られる大黒寺。
今から約1400年前、河内の国の金剛山で、役の行者が修行中に突然大黒天が出現。そのお告げにより、665年(天智天皇4)正月甲子の日に、役の行者自ら桜の木で大黒天像を刻み、御本尊として祀ったのが大黒寺のはじまりといわれています。 |
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創建時は修験道の寺でしたが、9世紀前半に弘法大師空海によって真言宗に改宗。その後、石川県金沢市の大乗寺29代密山道顕大和尚により禅宗に改宗され、現在は曹洞宗永平寺派のお寺になっています。 |
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60日に一度訪れる甲子の日には縁日が行われ、住職自ら打ち出の小槌を振り、身体健全、悪魔祓いの加持祈祷がなされます。その加持を受けると、7つの福徳に恵まれるのだそうです。 |
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大黒寺の境内には、本尊・大黒天を祀る「本堂」のほか、釈迦如来や薬師如来、阿弥陀如来、聖観世音菩薩などを祀る「釈迦堂」、弘法大師や不動明王、観世音菩薩、地蔵尊を祀る「弘法堂」、道祖神や三面大黒天を祀る「三面堂」、七福神を祀る「七福堂」など、たくさんの仏さまが祀られています。 |
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また同じく境内には石でできた大きな「打ち出の小槌」があります。この打ち出の小槌にさわり、願い事をすると叶うといわれています。 |
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