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往昔、神功皇后が新羅出兵から戦勝帰国する際、新羅国王から釈尊の仏舎利、袈裟、鉄鉢の三宝物が献上されました。それを持ち帰った神功皇后でしたが、当時のわが国には仏教が伝来しておらず、その三宝物は猪名の里(現在の池田)に埋蔵されました。奈良時代になって、僧・行基がこの地を巡錫された際、観世音菩薩の夢告があり、三宝物を発掘。聖武天皇の勅願により一大伽藍が創建され、「鉢多羅山若王寺釈迦院」の寺号を賜りました。 |
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しかし戦国時代、織田信長の兵火によって一山は全壊。その際宝物も釈尊の鉄鉢を除いて焼失してしまいました。その後、慶長時代に僧・伝誉によって再建されましたが、その規模はかなり縮小されてしまいました。 |
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寺伝によると、若王子の境内には鎮守として八幡宮があり、豊臣秀吉の朝鮮の役に際し、北の政所が戦勝祈願のため縁起一巻を奉納したと記されています。 その八幡宮に併祀されている厄神明王は、厄除け開運の信仰を集め、毎年1月18日、19日に行われる「厄神大祭」には、1年間の厄除開運、家内安全を願って多くの参拝者が訪れます。 |
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【 住所 】 |
大阪府池田市鉢3-4-6 |
【 電話番号 】 |
0727-61-8761 |
【 拝観時間 】 |
通常/〜17:00、大祭当日/〜21:00 |
【 拝観料 】 |
無料 |
【 アクセス 】 |
阪急宝塚線「池田駅」からバス「鉢塚」 下車、徒歩約7分 |
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■ 大阪のお寺 |
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