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この辺りは、東大寺大仏の建立や社会事業など、8世紀に活躍した僧・行基の生誕地で知られています。 |
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その行基が、704年(慶運元)に父の菩提を弔うために自分の生家を寺に改め、建てたのが家原寺です。 ”知恵の文殊さん””家原の文殊さん”の名で広く知られる本尊は、行基自ら刻んだと伝えられる文殊菩薩で、その胎内には東大寺建立の時に来日した、インド婆羅門僧正御請来の一寸八分の黄金仏が納められているといわれています。 寺は聖武天皇の勅願所とされ、当時は広大な寺域を有していましたが、二度の兵火で焼失。現在の本堂は、1648年(慶安元)に大意僧正が再建したものです。 |
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家原寺といえば、「落書き寺」の名で知っている方も多いかもしれません。 本堂の壁や柱には、知恵を司る文殊菩薩のご利益にあやかろうと受験生が書いた願い事で埋め尽くされています。最近では、願いごとを書くスペースがなくなってしまったため、お寺から白布を受け、願いごとを書いて本堂の壁に貼り付けていきます。 受験シーズンには多くの受験生やその家族が参拝に訪れ、本堂は「合格祈願」の白布でいっぱいです。 |
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【 住所 】 |
大阪府堺市西区家原寺町1-8-20 |
【 電話番号 】 |
072-271-1505 |
【 拝観時間 】 |
9:00〜17:00 |
【 拝観料 】 |
境内志納 |
【 アクセス 】 |
JR阪和線「津久野駅」から徒歩約15分 |
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■ 大阪のお寺 |
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