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1127年(大治2)に良忍上人が開いたと伝えられる、融通念仏宗の総本山。 |
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1117年(永久5)に良忍上人は阿弥陀如来から融通念仏を授かり、1127年に鳥羽上皇の勅願によって、坂上広野麻呂の菩提所修楽寺別院跡に念仏の根本道場を創建したのがはじまりといわれています。本尊は画像十一尊天得如来です。 大念仏寺は、度重なる戦災と火災によって焼失と再建を繰り返し、1688年(元禄元)に大通上人によって復興されました。 |
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寺宝に、菅原道真が中国の毛詩(詩経)を写したとされる「毛詩鄭箋残巻」(国宝)や良忍上人自筆の外題がある「浄土論」「後小松天皇宸翰融通念仏勧進帳」「明徳版本融通念仏縁起」(いずれも重文)などがあります。 |
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毎年5月1日〜5日に行われる「阿弥陀教万部会菩薩来迎練供養(あみだきょうまんぶえぼさつらいごうねりくよう)」は、「平野のおねり」の名で知られ、杭全神社の夏祭りとともに平野の二大祭りのひとつとして有名です。 |
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また7月の第4日曜日には、境内の瑞翔閣で「幽霊博物館」が開かれ、幽霊の掛け軸や幽霊が残していったと伝えられる「亡女の片袖(※1)」などが公開されます。 |
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※1江戸初期、松太夫という人の妻が地獄に落ち、苦しみ、幽霊となって出てきたところを旅人に出会い、念仏を唱えてほしいと渡していった片袖であるといわれています。 |
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