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宇迦御魂神、大己貴命、大宮姫命、素盞男命、猿田彦命、若宮葛乃葉姫の6柱が祭神として祀られ、「葛の葉物語」で有名な信太森葛葉稲荷神社。 |
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伝説によると、今から千年ほど前、現在の大阪阿倍野と呼ばれているところに、阿倍仲麻呂の7代目に当たる、阿倍保名(あべのやすな)という人が住んでいました。保名は、当時没落状態にあった家名再興の願掛けに和泉の信太明神に日参していましたが、そんなある秋の日のこと、保名がいつものように神社に参拝に行くと、猟犬に追われた白狐が保名のもとに駆け寄ってきました。保名は身を挺して白狐を助けましたが、怒った狩人によって大怪我を負ってしまいました。するとどこからか「葛の葉」と名乗る美女が現われ、手当てを受け、その縁で二人は結ばれ、男の子を授かりました。 |
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ある日、ふとした気のゆるみから、一瞬葛の葉は狐の姿に戻ってしまい、その姿を見た童子は泣き叫びました。このことを恥じた葛の葉は、障子に「恋しくば 尋ねきて見よ和泉なる、信太の森のうらみ葛の葉」という歌を残し、信太の森に帰ってしまいました。 |
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後年、保名が童子を連れて信太の森に行くと、葛の葉が現われ、童子に知恵の玉を授けました。この童子が成長したのが、陰陽道と天文学の大家として知られる安倍晴明であるといわれています。 |
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■ 境内案内 【 信太森葛葉稲荷神社 】 |
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【 住所 】 |
大阪府和泉市葛の葉町2 |
【 電話番号 】 |
0725-45-7306 |
【 拝観時間 】 |
境内自由 |
【 拝観料 】 |
無料 |
【 アクセス 】 |
JR阪和線「北信太駅」から徒歩約5分 |
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■ 大阪の神社 |
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