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寺伝によると、聖徳太子の母である穴穂部間人皇后の発願で皇后の宮を寺とし、 ”中宮”という宮名を寺名としたという古刹。 |
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当初はここから約500mの位置(現 中宮寺東口バス停北側)に建てられていましたが、平安時代に衰退し、戦国時代の火災で堂宇を焼失してからは、法隆寺の子院があった今の場所に移り、以後宮家の皇女が入寺し、大和三門跡のひとつとして知られるようになりました。 |
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本尊は如意輪観音(弥勒菩薩ともいわれる)半跏思惟像(国宝)。 頬に右の指先をあて、有名なアルカイック・スマイルを浮かべた表情は、世界三微笑のひとつにたたえられる美しい像です。 |
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また中宮寺には、現存する日本最古の刺繍である『天寿国曼陀羅繍帳』(国宝)もあります。 聖徳太子の死を悲しんだ夫人の橘大郎女が理想浄土を刺繍させたというもので、現在中宮寺ではその複製品が展示されています。 |
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4月下旬から5月上旬、本堂の周りをヤマブキの花が取り囲み、別名「ヤマブキ寺」の名でも親しまれているお寺です。 |
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【 住所 】 |
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2 |
【 電話番号 】 |
0745-75-2106 |
【 拝観時間 】 |
春 (3月21日〜9月30日)9:00〜16:30 秋 (10月1日〜3月20日)9:00〜16:00 |
【 拝観料 】 |
500円 |
【 アクセス 】 |
JR大和路線「法隆寺駅」からバス法隆寺門前行きで「中宮寺前」下車、徒歩約5分 |
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■ 奈良のお寺 |
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