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寺伝によると、皇子が授からず悩んでおられた文徳天皇の皇后・染殿皇后(藤原明子)が、春日明神のお告げを受けて帯解子安地蔵菩薩に求子祈願したところ懐妊。そして無事に惟仁親王(のちの清和天皇)を安産されました。 大変喜ばれた文徳天皇は、858年(天安2)に伽藍を建立し、無事帯が解けた寺「帯解寺(おびとけでら)」と名付けられました。 |
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江戸時代には、徳川家光公にもお世継がなく、御楽の方が本尊に祈願されたところ、めでたく竹千代丸(四代将軍家綱公)を授かり、安産されたとの話も残っています。 |
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また美智子妃殿下、秋篠宮紀子妃殿下に安産岩田帯、御守、御祈祷札していることでも知られ、皇太子妃殿下雅子さまにも大安の日に東宮御所に献上されたそうです。 |
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本尊の地蔵菩薩像(重文)は、高さ約1.83mの大きな像で、半跏姿勢、腹前に帯の結び目がある珍しいお姿をされています。 また本堂には、長谷寺式の十一面観音立像や等身42臂の千手観音立像などの仏像や古文書、皇族からの感謝状などがあり、拝観することができます。 |
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帯解寺は、日本最古の安産・求子祈願霊場のお寺として多くの方の崇敬を集めるお寺です。 |
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